揮発性有機化合物(VOC)の大気排出量削減
VOCとは大気中でガス狀となる有機化合物の総稱で、人の健康に影響をおよぼす浮遊粒子狀物質や光化學オキシダントの原因物質といわれています。
フジクラおよび國內グループ會社は、フジクラグループ環境管理活動指針において、VOCの大気放出量を削減する目標として、2020年度は「主要VOCの排出量原単位(売上高當たり)を2015年度比で5%以上改善(年1%以上改善)」を掲げています。
2020年度のフジクラおよび國內グループ會社でのVOC排出量は47.9tで2015年度の 75.2tに対し36.3%削減しました。原単位は22.3t/億円で2015年度比20.2%改善と目標。に到達しました。
昨年度は2015年度比4%以上改善の目標に対して2.4%改善で未達となりましたが、①製造設備の洗浄方法の改善によりエタノールの使用量削減、②製造工程の排気からIPA回収、③製造設備の洗浄用トルエンの代替品導入、④VOCを使用する製品の生産中止 等の取り組みを継続した結果です。
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